AI”vs“Webライター” 生き残るのは?

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デジタルマガジンやキュレーションサイト、ニュースサイトなどで執筆活動を行うWebライター。しかし、デジタル系メディアを運営する某企業が発表した「AIをライターとして採用する」というニュースは、Webライターの焦燥感を煽るには十分すぎるものでした。いずれWebライターがAIに仕事を奪われてしまうのか?といった不安な声が挙がっていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

 

Webライターの淘汰が始まる?

「AIをライターとして本格採用する」と発表した企業が実際に採用したツールは、AIによる自動ライティングツールである「Articoolo」です。

これは、キーワードを入力するだけで、AI自身がネット上の情報をリサーチし、自動でライティングを行ってくれるというツールです。さらに、ライティングだけでなく、リライトやタイトル作成まで行ってくれるとのことで、Webライターが行う幅広い業務を担います。

ただ、現在はまだ日本語の対応はされておらず、作成する文章は「英語のみ」です。日本語で使用するためには、AIが英語文章を作成し、それを人間が翻訳するといった流れになるとのこと。また、元の英語の文章そのものも辻褄が合っていないこともあるため、人間の手で手直しを加える必要があるようです。

ただ、完璧な自動ライティングツールではないものの、イチから文章を作るのと比べれば、時間も手間も大幅に軽減することができますよね。

 

 

すでに登場 “AIを使ったWebライティングツール”

上記で紹介した「Articoolo」は、文章の作成、リライト、文章の要約、タイトル作成、と様々な処理に対応出来るAI。人間の手で多くの記事を量産する必要はなく、AIによる文章を、短時間で作成することが出来てしまいます。

さらに、同じキーワードを設定しても、全く同じ内容になることはないため、似た記事を量産できるといったメリットも存在します。

また、こういったライティングに関する処理だけでなく、WordPressのプラグインや、APIが備わっているのもArticooloの魅力。WordPressを日ごろから利用している方にとってはありがたいですよね。

AIの性能に合わせて、新しくWebサイトやブログを開設したりする必要がないので、購入から実際の運用までの期間が短いのも嬉しいポイントなのではないでしょうか。

 

 

生き残るWebライターはどんな人?

では、Webライターはいずれ、AIによって淘汰されてしまうのでしょうか。現役Webライターにとって、AIのライティングツールは正直脅威に感じると思います。これだけ高性能なAIのライティング能力があれば、多くのWebライターの仕事がなくなってしまうといった可能性は否定できません。

しかし、そんなAIにも弱点が存在することは分かりましたよね。

現在のAI、最大の弱点ともいえるのが「正しい日本語の文章を構築することが苦手である」ということです。性能の良いライティングツールではあるものの、やはり自然な文章や、TPOに合わせた言い回し、正しい日本語で文章を作成するまでには、至っていません。また、忘れがちなことではありますが、Webライティングには「正解」はありません。ただ、読む人がどう感じるか、同じ意味でも「この場合はこちらの言い回しの方が適切」という非常に繊細な選択ができるかどうかで、Webライターの技量が決まってきます。

そのため、人の手による修正や編集などを必要としない「正しい日本語で、読む人の心に響くライティングができる」というライターは、AIに負けずに生き残る可能性が高いのです。

また、ネット上の検索だけでは収集しきれない専門的な知識を要するライティングや、クリエイティブな物事に対する意見、考察などのライティングなども、AIでは難しいとされている分野です。つまり、専門性の高い記事、例えば工学や化学、医学や法律などの専門的な高いスキルを持ったWebライターは、今後も生き残れる可能性があります。

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まとめ

現役のWebライターにとっては死活問題ともいえる、AIの自動ライティングツール。今後、AIが進化し続ければより高品質な記事を量産できる可能性は高いでしょう。その場合、WebライターはどんどんAIに仕事を奪われていくことになりかねません。

これからもWebライターで生きていくためには、AIの弱点や対応できない分野を見極め、そこへ切り込んでいくといった行動が必要となってくるでしょう。AIでは対応できない人間らしい文章、専門性の高い文章などを極めていく必要があります。Webライターの皆さんは、今一度ライターとしての自分自身の業務を見直し、AIに勝る部分を見つけ、強化していってはいかがでしょうか。

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